当院は血管外科専門のクリニックです。
主に、人工透析に必要な内シャント診察・治療、下肢静脈瘤治療を行っています。
手術はすべて日帰りで行っていますので、入院の必要はございません。
ただし、入院が必要な場合は提携医療機関をご紹介致します。

内シャント造設

内シャント造設手術は、手首や肘で動脈と静脈を繋ぎ合わせる手術です。
血液透析の際、針を繰り返し刺してもつぶれない血管を作ります。
当院では、局所麻酔で日帰り手術で対応しています。

その他の透析用アクセス手術

動脈表在化術動脈を皮下に持ち上げ、十分な血流が得られるようにします。
人工血管挿入術人工血管を移植し、十分な血流が得られるようにします。
内シャント瘤切除術大きくなりすぎた内シャントの瘤化した部分を切除し再建します。
カフ型カテーテル挿入術長期型のカテーテルを挿入し透析ができるようにします。
内シャント手術が困難な場合に使用します。

内シャントPTA

内シャント血管はその性質上、一部が細くなって血流が悪くなる、あるいは血栓を生じて詰まってしまうこともあります。

このような際には、風船(バルーン)のついたカテーテルを使って、 内シャント血管の狭くなった部分を拡張する治療(PTA)によって血流を復活させます。一部血管を切開する手術と同時に行うこともあります。 また最近では、特殊な薬剤をコーティングしたバルーンやステントグラフトといった最新の器具を積極的に用いてよい結果を得ており、国内でも有数の治療経験・成績を自負しています。今後も発展が期待される分野であり、常に最新の技術を取り入れて行きます。

下肢静脈瘤治療

当院では、最新の血管内カテーテルを使用した日帰り手術を行っています。
下記の治療法のうち、患者様に最適なものを選択してご提案します。

ELVesレーザー照射器

日本で初めて厚生労働省より承認され、健康保険が適応となったレーザー照射器です。 手術創がほとんどなく感染のリスクも低い治療法で、より身体に負担が少なく安全に手術が行えます。

ラジオ波(高周波)

高周波のラジオ波を使い、カテーテルを使用して治療を行います。
手術方法は、従来のレーザーを用いたカテーテル治療とほぼ同じです。

《ラジオ波(高周波)の特徴》
 ・周辺組織がダメージを受けない
 ・静脈壁をよりばらつきなく均一に焼灼できる
 ・早く焼灼することが可能

グルー治療(血管内塞栓治療)

シアノアクリレート系接着剤による「血管内塞栓治療(グルー治療)」
血管内塞栓術は医療用の接着剤を下肢静脈瘤が出来てしまった血管に注入し、 血管を閉塞する治療法です。
術後の弾性ストッキング着用が不要ですぐに日常生活に戻れます。

初診予約について

内シャント診察の場合はできるだけ医療機関様からのご予約をお願い致しております(ただし、緊急を要する場合は医療機関様から直接ご予約をお願いします)。
下肢静脈瘤診察は患者様からお電話で診察予約をお願い致します。

◆初診時必要書類
 診療情報提供書(透析導入日・導入病院・バスキュラアクセス治療歴を記載してください)
 投薬情報・採血データ(感染症を含む)・ 心エコー・心電図・直近の透析記録3回分

◆再診時必要書類(定期受診の場合)
 直近の透析記録3回分
 特にトラブルがなければ診療情報提供書は不要です。


診療時間
9:00 〜 17:00

※最終受付は16:30まで

診療は原則予約制となっています
お気軽にお問い合わせください

047-470-5115

受付 9:00-16:30
(日曜休診)